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おでんにはお前しか考えられない大蔵大根 |
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大根
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分類
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アブラナ科ダイコン属
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原産地
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地中海地方や中東
大蔵は東京都世田谷
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特徴
江戸時代豊多摩郡(現在の杉並区)の源内という農家が作っていた物が世田谷の大蔵原に伝わって広まった大根です。根の長さは約50cmとかなり長く、根の上部から先端まで同じ太さの円筒形で、色は純白。スーパーに売っている青首大根とは見た目が全然ちがいます。水分が少なく煮崩れしにくいため「おでん」や「煮物」として食べられるために生まれてきた、そんな品種です。 栽培に関しては眉間にしわを寄せたくなるほど。葉が立ち上がっている青首大根とちがって、横に大きく広がるのが特徴。ものすごくスペースをとるのでどうしても収穫量が落ちてしまいます。さらに地面に深くささっているので引っこ抜くにはふぬぅと相当な力をこめないといけません。腰を痛めている人はドクターストップかかります。
栄養
根には分解酵素アミラーゼ(ジアスターゼ)を豊富に含み、消化を促進して、胸やけや胃酸過多、胃もたれ、二日酔いなどに効果があります。またビタミンCも多く、皮により豊富に含まれています。また、葉の部分は緑黄色野菜の仲間で、カロテン・ビタミンC・カルシウムなどが豊富に含まれています。ニキビや吹き出物を治し、みずみずしい肌にする作用があります。
料理
根の先端まで同じ太さであること、水分が少なく煮崩れしにくいこと、両方の特性を存分に生かせるのはおでん。これしかありません。もちろん鍋に入れても、おろしにしてもOKです。でもやっぱり・・・・・おでんで食べて欲しい。
いつ食べられるの?
11〜2月。
その他
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